TAKAのお気に入り解説(銀牙)


奥羽の総大将リキ:その1
ってか、最強です。彼に比べれば銀も所詮は子供。WEEDなんぞ話になりません。彼こそが史上最強の犬です。ハイ。これは記憶の蘇ったリキがアカカブトの側近の首を一発で吹っ飛ばして、その後アカカブトと対峙した瞬間の図です。

『リキは熊犬の歴史をただ一人受け継ぐ男 幸運にも記憶の回復と共に同時に磨き上げられた熊犬の荒技が全て蘇り
たぎる熊犬の血は今真っ赤に燃え上がった!!

ここらへんのナレーションが最高です。降りしきる雪もこの真っ赤にたぎる熊犬の血と見事なコントラストを見せていると思います。
ま、画像はくり抜いたやつなんであんまり燃えませんけど・・。(ぉぃ



奥羽の総大将リキ:その2
同じくリキですが、この場面(図)は非常に重要です。試験に出ます。(なに
ってか、銀牙はこの場面が全てと言っても過言ではないでしょう。(ぉぃ

まぁ、当然この絵だけを見てもわけわからんでしょうから説明しますが、これは二子峠でのアカカブトとの決戦前、3ヶ月の期日となっていた日本中の男の集う満月の夜です。配下の全てを日本全国に散らしながら総大将であるリキはただひとり奥羽に残りアカカブトの勢力と戦い抜いてきました。

体中の傷がその戦いの熾烈さを物語っています。今数千の男たちの集っている場所は本来であればアカカブトの牙城の一角であり、彼らの集える場所ではないのです。しかしリキはたった一人でその場を切り取りこの日に備えていました。そして集い来たったリキの副将とも言える存在ベンが皆の前に立ち言います。
『みんな あの月を見よ・・』と。

なにかっこつけてんだ、という側近。しかしベンは『だまっていうことをきけっ』
『月を見たら目を閉じろっ おれの合図があるまであけてはならん!』と。

そしてリキがス・・、と丘にその身を表す。そして感極まって滂沱する涙を隠しもせず
『ボスッ ただいま帰りました!!   みなの者目をあけーい!!』
ここでその2の絵の場面になります。
いいところを一人で持っていったベンのことはおいておきますが、目を見開く配下の面々あれが・・ あれが我らのボス!!『おお・・・』『おおお〜〜』(なぜだ・・ いったいなぜ・・  体のふるえがとまらん! 初対面なのにこのふるえはなんだ・・!!)と紅桜。
もう言葉にならない男達。ほとんどの者にとって初対面であったボス・リキですが、その身から発するオーラは紙面を通してすら伝わってくるほどです。みな泣いています。ってかおれも泣いてました
そして二子峠をバックにに赤カブトがすでに完璧な防御網を二子峠にしいていることをみなに知らせるリキ。
『いずれあの緑の山は血で真っ赤にそまることとなろう! だがその血はわれらの血ではない
赤カブトの血でだ!!

そして配下一同『われらにまかせてくだされっ! われら全員志にいつわりはありません! 赤カブトの牙城など一晩でおとしてみせましょう!!』と。みな偽りのない真実の涙を流しながら誓いを叫び、そのみなの覚悟を目にしたリキの目に一筋の涙が・・。
その涙はおのれの悲願のため集まってくれた戦士達を死地に送り出さねばならない激情の涙に他ならないっ!!

ま、要するにリキはサイコーだ、ということですわ。(ぇ


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