ちょっとしたメッセージ



ここのページは基本のスタンスがひとまず聴いてみようといったもので、知り合い相手を想定して書いたものでした。なぜかyahooの検索で辿り着きやすい条件が揃っていたようですが・・(これは本気で焦りました)。そんなわけでここのページではたいした事を書いていません(_n○|||というか書けない・・ごめんなさい)。詳細な情報についてはより優れたサイトが星の数ほどあるのでそちらをあたっていただいたほうが確実でしょう。

ただ、ひとまず聴いてみようというスタンスなだけに演奏についてはちゃんとしたお勧めを書いている・・つもりです。以下にもちょっと補足をしておきます。

ピアノソナタのCDを買うなら以下のもの、演奏家を。
amadeo:フリードリッヒ・グルダ演奏、ベートーベンピアノソナタ全集。これを買っておけば他の全集はいらないでしょう。いくら聴いても飽きのこない名演ばかりです。変な癖のある演奏がないので聴くほどにその演奏のすばらしさがわかってきます。おそらく今後少なくとも半世紀以上にわたり高く評価されつづけるでしょう。今でも13000〜14000円くらいするのが普通な様子。痛い出費ですが、それに見合う価値が確実にあります。ピアノソナタ全集の価格としては標準か、ちと高めかもしれません。 ただ、32番についてはdeccaのやつがいい気がしますのでこれも見かけたら買っておくとよいと思います(32番のおそらく最高の演奏。32番のよさはこのくらいの演奏でないとわからない。)。
他の演奏家:初期ソナタであればブレンデル。好み次第では中期までのいくつかの曲についてケンプアシュケナージポリーニはくせのない演奏を聴きたい人に(ポリーニのほうがレベルは高い・・かな?)。あとは演奏ごとに書いておいたのでそちらをみてください。

逆にあまり言いたくないのですが買わないほうがいいと思う一枚。
バックハウスの3大ソナタが収録されたやつ。バックハウスはピアノ協奏曲:皇帝では歴史に残る名演を残していますが、それと同等の演奏を期待して買うと泣きます。私はグルダのを聴きこんでからこれにふれたのですが、本気で「ニセモノをつかまされた」と数ヶ月にわたり思い込んだほどです。それだけ最初に出会ったグルダの演奏が飛びぬけていたのだと気づいたのはかなり後になってからのことでした。ちなみに他の曲だとさほど気にならないので、トータルとしては別に悪いわけではないっぽい・・名声に比べてちょっと・・とは思いますが。
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