06年08月12日 富士山登山綺譚

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1 登山携行品の一部。

富士山初登山に向けて酸素スプレー,ヘッドライト,食べる酸素,UVクリームなどを買う。
2 昼過ぎに水ヶ塚駐車場へ着く。

15時頃降り始めた雷雨も17時過ぎにはやみ,富士山が幻想的な姿を現す。
3 水ヶ塚駐車場,20時30分発のバスに乗り,富士宮口五合目へ移動。 21時,五合目着。
4 五合目21時30分出発,六合目22時着。
六合目22時10分出発,新七合目23時15分着。

六合目〜新七合目間が半端なくキツい。
いくら呼吸をしても息苦しさが解消されない。
5 新七合目23時30分出発,七合目0時35分着。
七合目0時45分出発,八合目1時30分着。

登山者にとって八合目はひとつの区切り点。
ここまで来ればあとはなんとか…という気持ちで,酸素を吸入し続ける。
6 八合目を過ぎ,九合,九合五勺あたりは断続的な渋滞となる。

疲労困憊の身にはこの程度の歩行ペースは逆に助かる。
7 本日の日の出時刻は4時59分。

頂上に4時55分に到着,猛スピードでご来光を臨める丘の上に駆け上がるも,雲に隠れて見ることができず。
8 頂上の浅間神社前で記念写真を撮る。
9 ダイナミックな火口。

落ちたら死ぬかな,とか他愛もない会話をする。
10 日本最高地点(剣ヶ峰)まで行く予定も,登頂してから高山病の症状が出はじめたので,行くのをやめて記念写真だけにとどめる。
歩くのがツライ。 立っているのもツライ。
11 6時前,下山を開始する。
12
ようやくはっきりと日が射してきた。

頂上で見たら,より感動モノだったろうに。
13 普通に立ち止まっているだけで膝が笑って仕方ない。 
かなり朦朧となりながらも歩き続ける。
14
9時頃,七合目の山小屋を見上げたところ。

こんなところを登り,また降りてきたのかと感慨にひたる。
15 前日の昼間は雷,雹,大雨,下山したと同時に雨と,いつ崩れてもおかしくない不安定な天気のなか,雨にたたられることもなく登山できたのはとても幸運だった。

来年もまた登りたい。