05年09月02日 シベリア綺譚(2日目・その1)

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1 朝7時,風の音で目が覚める。 あたりは暗い。

8時ころになってようやく明るくなり,カーテンを開ける。
海が見えるホテルのはずなのだが,見えるのは荒涼とした崖とDQNの描いたアートのみ。
2 9時半にホテルのロビーでアンナと待ち合わせ。
今日のドライバーは××さん(名前忘れた)。
いかついおっさんだったけど,とても気さくな人。
3 ウラジオの外海に通じるボスポラス海峡を見る。

無数の島があり,ほとんどに軍施設があったらしい。
4 ウラジオストク駅前の広場にあるレーニン像。

ソ連崩壊の際にほとんどの町のレーニン像は取り壊されたが,ウラジオのそれは残された。

ホントかどうかは定かでないが,撤去の重機が入り込めなかったので仕方なくそのまま残ったとも…。
5 一般的に嗜好される飲み物・クバス(クワス)。
黒糖パンを水で溶いたような味。 それでいて酸味もある。 コップ1杯10ルーブル(=約40円)だったかな?
写真のようなタンクをリヤカーでひいて,駅前で売っている。 正直マズい。
6 街中にはこのようなキオスクが随所にある。
写真は箱型のものだが,円筒型の,もう少し狭いタイプのほうが数は多い。
新聞,雑誌,飲料,あとなんかおもちゃがいろいろ(セーラームーンのキーホルダーとか…)。
7 (ウラジオ豆知識1:トイレ事情)ウラジオでは公的機関やレストランにおいても,客が使えるトイレがない場合が多いため,町のそこかしこでトイレがある。
1回7ルーブル。
8 なにしろ交通渋滞がひどい。 バスはどれも満員。
9 目抜き通りにはトラム(路面電車)も走る。

トラムの運転手は何故かたいがい女性だった。
10 イゴールに後日聞いたところ,ウラジオで走る車の99%は日本車だとか。 残りの1%がロシア製と韓国製。

写真は数少ないロシア製の車かな?
11 日本から輸入したままの状態で走っているから,日本語ペイントの車も珍しくない。

福山通運!
12 ほとんどの人が携帯電話を持っているが,街中には公衆電話もけっこうな数が敷設されている。
なかなかなセンスだと思う。

使っている人は結局一人も見なかった。
13 要塞博物館にて。
毎日12時に空砲を鳴らすが,半端ない大きさの音。
耳をふさいでいても,腹にズシンと響く。

写真は耳をふさいで大砲を待ち構えるチビッ子たちと,時報を鳴らす大砲。
14 町を一望できる鷲の巣展望台から見たウラジオ中心部。 ウラジオは海から上がるとすぐに坂道になっており,町の構成から「東洋のサンフランシスコ」とも呼ばれているんだってよ(アンナ情報)。

たしかにシスコっぽい。 …行ったことないけど。
15 アンナは来年,浦和に留学に来るので,今度はオレが東京を案内するね,と約束した。


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