●シベリアケーキとは 「シベリアケーキ(略称シベリア)」とは,羊かんをカステラではさんだ,和菓子とも洋菓子ともいえないケーキのことである。 大正から昭和初期にかけて,ミルクホールや町なかのベーカリーでハイカラな菓子として人気を博していたが,ミルクホールの絶滅(?)や,下町のベーカリーの衰退などにより,近年ではすっかりその姿を見かけなくなっている。 ちまたでは「幻のケーキ」とも言われており,絶滅の危機に瀕しているといえる。 ●シベリア命名の由来 なぜ,「シベリア」と命名されたかについては明瞭でないが, 1.「シベリア」の断面部分が,遠くロシアのシベリアの凍土を連想させるから 2.同様に断面部分が,シベリア鉄道の線路及び機関車を連想させるから といった説がある(らしい)。 どっちにしても無理なこじつけだと思う。 けっして美味しいものではない (参考)横浜・コテイベーカリーのシベリア紹介はこちら |